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【1分診断】それ自己流?“やってるつもり”広報から卒業!成果を出すためのセルフチェックリスト10

約5分
【1分診断】それ自己流?“やってるつもり”広報から卒業!成果を出すためのセルフチェックリスト10

はじめに

「毎日SNS更新してるし、会社の活動も投稿してる。だから広報できてるはず」
果たして…本当にそうでしょうか?

広報は “やってるつもり” になりやすい仕事のひとつ。でも成果が出ないのは 「自己流で発信しているから」 かもしれません。

今回は、今の広報活動を見直せる セルフチェックリスト10 をご紹介します。

cotaly 池野

映像制作会社を経て、大手企業でインハウスデザイナーを務める。動画を活用した広報施策を多数企画・推進。YouTubeチャンネルの収益化や、社内動画チーム立ち上げを経験。現在は動画制作で独立し企業の広報支援を行っている。

🎯 セルフチェックリスト10

あまり深く考えず、以下の事項に率直に「現在できているか」答えてみてください。

【戦略編】

□ 01. 誰に届けたいか(ターゲット像)を具体的に描けている

□ 02. 発信の目的(採用・売上・認知など)が明確になっている

□ 03. 会社の強みやビジョンと、発信内容が一貫している
→ 戦略編:解説&改善点

【発信内容編】

□ 04. 「会社紹介」ばかりでなく “人” や “働きやすさ” を伝えている

□ 05. 文章だけでなく、写真や動画を効果的に活用している

□ 06. イベントや活動紹介を、社外目線で見せる工夫をしている
→ 発信内容編:解説&改善点

【運用編】

□ 07. 発信のスケジュールを決め、継続的に更新している

□ 08. 社内の協力を得ながらコンテンツを作っている

□ 09. 投稿後の反応をチェックし、改善に活かしている

□10. 1本や1回の発信で判断せず、継続的に効果を見ている
→ 運用編:解説&改善点


チェックがつかなかった項目が多いほど、“自己流”の可能性大
でも大丈夫。広報は 小さな改善の積み重ね で必ず成果が変わります。

まずは1つでも「できていない」と思った項目を改善してみましょう。
継続していくことで、“やってるつもり”広報から卒業し、成果につながる発信ができるようになります。

💡 解説&改善点

【戦略編】

01. 誰に届けたいか(ターゲット像)を具体的に描けている
解説:ただ「学生向け」「お客様向け」ではぼやけてしまいます。ターゲットが広すぎると誰にも刺さらないコンテンツになりがちです。
改善:年齢・関心・どんな時に情報を必要とするか、まで具体的にイメージする。

02. 発信の目的(採用・売上・認知など)が明確になっている
解説:目的があいまいだと「何となく投稿」で終わりがちです。何かに当たればいいなは当たらないことが多いです。
改善:「この投稿でエントリー数を増やす」など、ゴールを数字や行動で設定しましょう。

03. 会社の強みやビジョンと、発信内容が一貫している
解説:SNSでは軽い話題でも、方向性がバラつくと「結局何の会社?」と思われがちです。
改善:自社のミッション・強みを毎回ベースに置く。

【発信内容編】

04. 「会社紹介」ばかりでなく “人” や “働きやすさ” を伝えている
解説:事業説明は大切ですが、その情報は視聴者に強要して見せるものではありません。心を動かすのは “人” の姿であることが多い。
改善:社員インタビューや1日の様子を取り入れる。

05. 文章だけでなく、写真や動画を効果的に活用している
解説:テキストのみは伝わりにくく、スルーされやすい。
改善:撮影が難しければ、スマホ写真や簡単な動画でもOK。まずは直感的に伝えられる「ビジュアルを足す」ことから。

06. イベントや活動紹介を、社外目線で見せる工夫をしている
解説:「やりました報告」だけでは社外には響きません。
改善:「この活動で社会にどう役立ったか」「参加者の声」などを加えると価値が伝わる。

【運用編】

07. 発信のスケジュールを決め、継続的に更新している
解説:思いついたとき更新は「広報あるある」ですが、効果が見えにくくなる。
改善:週1本・月2本など、最低限のルールを設定する。

08. 社内の協力を得ながらコンテンツを作っている
解説:一人広報は孤軍奮闘になりがち。ネタもすぐ尽きます。
改善:出演や写真提供をお願いする際に「相手のメリット」も共有し協力を仰ぐ。

09. 投稿後の反応をチェックし、改善に活かしている
解説:やりっぱなしでは成長なし。
改善:再生数やいいね数だけでなく、「誰が反応したか」「どんなコメントか」を確認する。

10. 1本や1回の発信で判断せず、継続的に効果を見ている
解説:動画やSNSは短期で結果が出るものではありません。ほとんどの場合、ネタ(内容)のせいではなく「発信方法(魅せ方)が良くない」場合が多い。
改善:3か月単位・半年単位で振り返る習慣を持つ。発信方法(魅せ方)を工夫し、場合によってはタイトルやサムネイルを変更してみる。

💬 最後に

広報は「正解が一つ」ではなく、試行錯誤の連続です。
だからこそ、自己流で悩んでしまうことも自然なこと。大切なのは、完璧を目指すことではなく、
小さな改善を積み重ねていくことです。
今回のセルフチェックで気づいたことを、まずひとつ実践してみてください。

それだけで、広報は必ず前進します。

同じように悩みながら頑張っている広報担当者はたくさんいます。
あなたの一歩も、きっと誰かの力になります。

どうか自分を責めず、肩の力を抜いて。今日からまた、一緒に少しずつ進んでいきましょう。
頑張ってください。応援しています! 🌱

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