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動画の効果が出ないのは“質”だけじゃない。【今すぐ実践可】効果が激変する発信の見直しポイント

約8分

はじめに:配信方法次第で動画の伸びが大きく変わる

「せっかく時間もお金もかけて動画をつくったのに、思ったほど再生されない…」
「きれいな映像に仕上がったのに、視聴者の反応が薄い…」
広報の現場でよく耳にする悩みです。
ですが、その原因は 動画の内容や質ではない ことが多いのをご存じでしょうか?

実は、効果を落としている大きな要因は「間違った発信方法」。
動画そのものではなく、届け方に工夫が足りないことで成果を逃しているケースが非常に多いのです。

今回は、広報担当者が 今すぐ実践できる 発信方法の改善ポイントをご紹介します。

cotaly 池野

映像制作会社を経て、大手企業でインハウスデザイナーを務める。動画を活用した広報施策を多数企画・推進。YouTubeチャンネルの収益化や、社内動画チーム立ち上げを経験。現在は動画制作で独立し企業の広報支援を行っている。

🎯 動画が見られない本当の理由

動画の制作自体がゴールになってしまうと、完成後の発信が手薄になりがちです。
しかし「誰に、どう届けるか」を考えないと、せっかくの動画も埋もれてしまいます。
特にありがちな失敗は次の通りです。

  • サムネイルが弱い
    → 何の動画か一瞬で伝わらず、スクロールでスルーされる。
  • タイトルがあいまい
    → 「○○紹介」「○○プロモーション動画」など、
    発信側が区別するための言葉が並ぶだけで視聴者の興味を引かない。
  • 発信媒体がズレている
    → 採用動画なのに社内イントラ止まり、BtoBなのにInstagram中心など。
  • 誰に届けたいのか不明確
    → 「色んな人に見てほしい」では結局誰にも届かない。

こうしたミスは動画の内容以前の問題で、努力を台無しにしてしまいます。

🪄 今すぐ実践できる!発信改善のポイント

ここからは、今からすぐの取り入れられる改善の工夫をお伝えします。
すぐに実践し効果を実感してみてください🎵

① サムネイルは「内容が一瞬でわかる」デザインに

スマホでスクロールしていても、2秒以内で内容が伝わる サムネイルが理想です。

  • 大きな文字で「見どころ」を明確に
  • 人物の表情を入れると親近感アップ
  • 余白を活かし、ゴチャゴチャさせない(必要最低限の情報)

⭕️ 具体的な見どころをポイントだけに絞る。

❌ 動画からの切り出し、広範囲すぎる内容。

② 「視聴者のメリット」を盛り込む

「○○紹介」や「会社案内」だけでは誰もクリックしません。
視聴者がこの動画を見たら何を得られるか」「どんな徳があるのかを意識しましょう。

採用・会社紹介系
×  会社紹介動画
⭕️ 「働きやすさがわかる!社員が語る○○の魅力」
⭕️ 「新卒がリアルに語る、入社1年目のホンネ」

サービス・商品紹介系
×  サービス紹介動画
⭕️ 「知らないと損する!○○サービス3つの強み」

⭕️ 「導入後すぐに効果が出た!○○活用事例」

イベント・活動紹介系
×  イベント報告動画
⭕️ 「今年も大盛況!○○イベントの舞台裏公開」

⭕️ 「笑顔と熱気!○○イベントの1日ダイジェスト」

💡 工夫ポイントは、

  • 「中身を具体化」する
    (例:「働きやすさ」「舞台裏」「選ばれる理由」)。
  • 「誰に向けてか」を明確にする
    (例:就活生向けなら「入社1年目のリアル」)。
  • 「見たら得すること」を入れる
    (例:「3分でわかる」「知らないと損する」)。

企業目線の「伝えたいこと」ではなく、視聴者が「知りたいこと」を中心にしてサムネイルやタイトルを作成していくことが重要です。

③ 発信媒体を複数に展開

採用系での活用

  • 採用サイト(会社紹介動画や社員インタビュー動画を埋め込み)
  • 求人媒体(マイナビ・リクナビなど、動画掲載枠に活用)
  • 就活イベントの配布資料にQRコード(動画へ誘導)

社外広報・取引先向け

  • 会社ホームページ(ニュースリリースページ)
  • メールマガジン(既存取引先・見込み顧客へ)
  • 展示会・説明会のブース内モニター
  • 業界ポータルサイトや業界団体のニュース欄
  • プレスリリース配信サービス(PR TIMESなど)

社内広報・インナーブランディング

  • 社内ポータル/イントラネット
  • 社内報(デジタル版・紙版にQRコード)
  • チャットツール(LINE、Slack、Teamsなどで共有)

SNS展開

  • Instagram:ショート動画(リール)化して若年層にアプローチ
  • X(旧Twitter):短縮版やダイジェストを投稿し認知拡大
  • Facebook:取引先・OB・地域コミュニティ向け
  • TikTok:採用やブランディング動画をカジュアルに再編集

💡 工夫ポイントは、
「同じ動画をそのまま流用」ではなく、媒体ごとの最適化を少し加える。
例:YouTube=フル尺、Instagram=リールに短縮、メール=QRコードで誘導

④ ターゲットを絞る

「色んな人に見てほしい」はNG。
届けたい相手をできるだけ具体的に設定しましょう。

  • 「新卒採用を検討している学生」
  • 「地域の医療関係者」
  • 「同業他社の経営層」

誰に届けるかを絞れば、言葉選びやカットの選択も変わり、動画の発信内容も明確になります。

結果的に動画内のメッセージが「見てほしい視聴者にダイレクトに響く」ことになり、効果となって現れます。

📝 再生数が伸びなくても落ち込まなくていい

実は、再生数が少なくても「見てほしい相手に届いている」なら動画は成功です。
たとえば…

  • 取引先に見せたい広報動画
    → 再生数100でも十分効果あり
  • 学生に見せたい採用動画
    → 再生数は少なくてもエントリーが増えれば成功

バズりを優先しすぎた動画は再生数が上がっていても効果が薄いことがよくあります。
大事なのは誰に届いたか であって、単純な数字ではありません。いつでも効果を指標に発信を意識していただければと思います。

:動画は「1本勝負」では効果が出ない

「1本動画を作ったけど効果がなかった」広報担当者からよく聞く言葉です。

でも冷静に考えてみてください。
もし1本だけで大きな効果が出るなら、どの会社もすぐに成功しています。そうならないのは、動画の効果は 積み重ね型 だからです。

📌 なぜ1本では効果が出にくいのか?

  • 視聴者の接触回数が足りない
    広告と同じで、人は1回見ただけでは行動につながりません。繰り返し見て「信頼」や「親近感」が生まれます。
  • 届けたい人にまだ届いていない
    動画を公開しても、最初は視聴者に見つけてもらうのが難しい。複数回発信することで少しずつ認知が広がります。
  • タイミングが合わないことがある
    採用動画を就活シーズン外に出しても効果は薄い。複数本あるからこそ、必要なタイミングで届きます。そして見た動画から他の動画へ自然と視聴が。

📌 継続発信が“勝ち筋”になる理由

逆に言えば、ここが ハードル でもあります。動画を継続して発信するのは、時間も手間もかかる。だからこそ、 そこに力を入れた企業だけが勝てる のです。

  • 定期的に動画を発信していると、自然に「動画=この会社」という印象がつく
  • 採用でも「最新の雰囲気がわかる」ことが学生の安心感につながる
  • 顧客向けにも「更新され続けている会社」=「活気がある」「安心できる」イメージになる

動画は1本だけで成果を出すものではありません。
むしろ「1本で効果が出るなら、どの会社もすぐにやっている」からこそ、
継続できるかどうかが勝負の分かれ目。

継続して発信し続けた会社だけが、信頼やブランド力を積み重ね、結果的に大きな効果を得られるのです。

💬 最後に

動画の成果を左右するのは、動画のクオリティだけではありません。
「どう届けるか」 が、想像以上に大きな差を生みます。

  • サムネイルは「内容が一瞬でわかる」ものに
  • 「視聴者のメリット」を盛り込む
  • 発信媒体を複数に展開
  • ターゲットを絞る

これらはすべて、今すぐ実践できる工夫 です。
同じ動画でも、発信の仕方を変えるだけで効果は大きく跳ね上がります。

「動画を作ること」がゴールではなく、「動画を届けて成果を出すこと」をゴールに。
ぜひ今日から見直してみてください。

cotaly(コタリ)では、大手企業での広報実務経験を生かし、広報のサポートを行っています。分からないことや、部分でのご相談などありましたらお気軽にご相談ください。

🎁 無料特典:ダウンロード 

「動画発注前チェックリスト(PDF)」
目的・ターゲット・納期など、相談前にまとめておけるシートです。
社内共有にもお使いください。

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